楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
これは、稲盛和夫さんの言葉です。
稲盛和夫さんは、京セラ、第二電電の総合者
そして、倒産したJALを再建し、僅か2年8ヶ月で再上場させた実業家です。
この言葉は、あなたの仕事、プライベートにもとても役に立つ言葉になりますよ。
目次:楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
- 楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行するとは?
- 楽観的に構想
- 悲観的に計画
- 楽観的に実行
- 新しいことにチャレンジ
- まとめ
楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行するとは?
稲盛さんは、この言葉の意味として以下にあげています。
新しいことを始める時大事なことは、
こうありたい
という夢と希望をもって、
楽しく、楽観的に目標を設定する
ことです。
そして
必ず、できると信じる
ことです。
しかし、成し遂げるために計画の段階では、
起こりうる全ての問題を想定して、対策を慎重に考える
ことです。
その後、実行をするときには、
必ずできるという自信を持って、楽観的に実行をする
楽しく実行をする
ということです。
楽観的に構想
新しい仕事、プロジェクト、チャレンジをしてみたいこと
あなたには、沢山あると思います。
それを、やったことがないから、怖いから、失敗したくないから
と、最初から諦めていませんか?
誰しも最初から全てできる人はいません。
みんな、初心者から始まり、
研究、体験、勉強をして成長をしていきます。
せっかくのチャンスを逃してしまったら、あなたは何も変わらないまま、いつものように同じ生活のままになってしまいます。
でも、新しいことにチャレンジをすれば、新しい世界が見えてきます。それは、成し遂げた人にしか見えない景色です。
やったことがなくても躊躇せず、
私ならできる
と、信じて、手をあげましょう。
悲観的に計画
悲観的ということは、決してネガティブだけではありません。
何か問題があっても、それに対応ができるよう想定していればすぐに対処ができます。
そのために、
起こりうる全ての問題を想定して、対策を慎重に考える
ことです。
悲観的にというのは、悪いことを沢山想定をして、それに対する対応策を考えるということです。本来は、そんな悪いことは起って欲しくはありませんが、
何事も全て、順風満帆に行くとは限りません。むしろ、いろいろあるものです。
そのため、うまく行っていることばかり考えるのではなく、
もし、こうだったら、こうしよう
と、あらかじめいくつかの対応策を慎重に考えておくということです。
そうすることによって、何か問題があっても、動じることはなく、その対応策をすぐに取り掛かればいいのです。
むしろ、問題が起こる前に、起こりそうだと早く気づけるので、大きな問題にはなりません。
これは、プロジェクトマネジメントの技法としてもよく使われる物で、
リスクマネジメント
と呼ばれます。
あらかじめ、このリスクが起こりうるかも知れない、そして、その場合こういった対策をするというのを、プロジェクトスタート時点もしくは、プロジェクトを進める中で随時、盛り込んでいきます。
良いプロジェクトはそうすることで、プロジェクトが炎上をすることがなく、むしろ、何事もなかったようにスムーズに進んでいきます。
そういった、対策を全くしていないプロジェクトは、炎上をしていることが多いです。
それだけに、このリスクマネジメントは、とても大切なことです。
楽観的に実行する
あとは、実行あるのみ。
それには、いやいやではなく、楽しく実行をすることです。
計画もしっかりしていれば、大丈夫。
楽しみながら実行をすることです。
ネガティブ思考ですと、血管が収縮し血流が悪くなり、頭痛、腰痛、倦怠感がでて、仕事のパフォーマンスが悪くなりさらに怒りっぽくなります。これでは、あなただけでなくあなたのチーム、周りの人、人間関係も悪化をします。
逆に、楽しみながらリラックスをして臨むとこの逆で、血流がよくなり、疲れにくく仕事のパフォーマンスがあがります。そして、良い人間関係を作れるので、あなたのチーム、仕事仲間のパフォーマンスもあがり最高の仕事、プロジェクトができます。
いいチームは、人間関係も良い
です。みんなでいいアイディアをどんどん出し合って、良いパフォーマンスを上げていきます。成功をするプロジェクトは、人間関係がとても良いです。
そのためにも、あなた自信のコンディションを整えておく必要があります。
あなただけでなく、あなたの周りや仕事、プロジェクトのためにも、
楽しい気持ちで臨む
ことがとても大事です。
新しいことにチャレジ
もし、あなたが、例えば
フルマラソンを完走したい
という夢を持っていたとしましょう。
そんな時は、走れるようになったら、フルマラソンにエントリーをする
と、思っていたら、ずっと、できないままになります。
まずは、
クリックをしてエントリー
をしてみてください。
必ず、走れる、完走をする
と、思い込みをします。
これがとても大事です。
マラソンは、秋から冬にかけて行われることが多いので、これからのシーズン申し込みが始まってきます。制限時間が6-7時間などのものを申し込めば、仮に途中から歩いたとしても完走ができます。
まずは、ポチッとクリックをし、エントリーをしましょう。
半年あれば走れるようになります。
そうしたら、
モチベーションがあがるウェアやシューズを買い
練習計画を作成します。
本、ネット、Youtubeなどをいくつかみれば、どう練習をするのかというのがわかってきます。そして、マラソンの動画もありますので、
私は必ずこの中に入り、走り、完走をする
と、思い、具体的な夢を描きましょう。
そうすることによって、モチベーションがあがります。
そして、練習計画も
もし、残業が入ったら、もし、週末予定が入ったらと、不足の事態も考え計画をします。
そうすることによって、なにか急な予定が入ったがために、練習ができなかった。もう、それからモチベーションが下がって、練習をする気が起きない。などといったことがないようにしっかりと計画をしましょう。
リスクマネジメントも計画のうちです。
楽しんで練習をする
辛いだけの練習は楽しくなく続かない物です。自然あふれる公園や川沿いなどコースを変えて新しい景色を見たり、ときには、行きは走ってゴールのところの日帰り温泉に入り、食事をし、帰りは電車というのもいいものです。
走った後の温泉、おいしいビールが待っていると思えば、楽しく走れますね。
そうやって練習をし、マラソン大会で完走をし、完走メダルをもらうと、
達成感、新しい景色が見える
ようになります。それは、あなたをまた一歩成長させ、素敵な人生を謳歌できるようになりますよ。
まとめ
いかがでしたか?
仕事やマラソンに限らず、新しいことにチャレンジをするということは、とても素晴らしいことです。そして、それを成功させるためには、あらゆることを想定して実行をします。
楽しく、悲観的に、そして、楽しく
どんなことでも、この言葉を思いながら、実行をしていくといいですよ。
人生は一度きり、後悔のないよう、やりたいことをやって、成し遂げた人だけが見れる景色を見てみませんか?